雪虫の舞う中、シラキトビナナフシの卵発見!2007-10-30 Tue 23:52
先日、28日にミズナラの林へシラキトビナナフシの卵を探しに行ってきました。前日の27日には、卵を見つけることが出来ずにがっかりして帰ってきたところです。今回は、何とか1個を見つけることが出来ました。広い林の中で2mm位の卵を発見した時の感激は、宝くじに当たったような気分になるものです。
シラキトビナナフシの卵は、前回の時と同じく、ミズナラの木の近くのコケの上から発見しました。秋も深まり、枯れ葉がかなり積もっているため、枯れ葉をよけながら探しています。卵がどこにあるかわかりますか?野外だともっとわかりずらいものです。 ![]() 拡大してみると、間違いなくシラキトビナナフシの卵です。 ![]() 最近、林の中や街中には、雪虫が飛んでいます。雪虫が飛び始めるとそろそろ雪が降るといわれてきました。確かに函館は、いつ雪が降ってもおかしくないくらい気温が下がってきました。 小さい頃から当然のように雪虫と呼んできましたが、地方によって呼び方が違うようです。北海道ではテレビでも雪虫と言っています。他県では、どのように呼んでいるのか調べるのも楽しいかもしれません。 雪虫の飛んでいるところを写しましたが、あまりにも小さくてうまく写せません。 ![]() 車のガラスに止まった雪虫です。本当の雪が付いているように見えます。 ![]() 雪虫は、小さくて白く、綿のようなので妖精のように見えます。しかし、その正体は・・・アブラムシです。 ![]() 雪虫の正体は、「トドノネオオワタムシ」のようです。この雪虫は、トドマツの根とヤチダモの葉を住みかにしており、季節ごとにその住みかを変えているようです。雪虫として飛ぶのは、トドマツの根を離れてヤチダモを探して舞う時です。 この虫の生活サイクルは、なかなか興味あるものです。春にヤチダモの木で卵がかえります。このときは全てメスで、たくさんの子虫を産みます。子虫はヤチダモの葉を住みかに成長し、初夏の頃に翅のはえた成虫になります。この翅のはえた成虫は、ヤチダモを離れてトドマツを探しに飛び立ちます。 トドマツに着くと、根に住み着き数世代の単為生殖を行います。秋が深まる頃、翅の生えた成虫が現れ、地中からヤチダモを求めて飛び出します。このとき飛んでいるのが「雪虫」です。 このときの雪虫には、オスとメスがいて、卵を産み、冬を越えます。 いろいろ調べて見ると、二つの植物を季節的に行き来したり、単為生殖と有性生殖が季節的に現れるなど、不思議な生態的な特徴があります。ナナフシの生態も単為生殖で卵を増やすなど不思議ですが、余裕があれば、調べて見たい「雪虫」です。 |
シラキトビナナフシの卵 野外で発見!2007-10-22 Mon 00:42
昨日、いつものミズナラの林に出かけました。
林は、すでに紅葉が深まっていて、ミズナラの葉も黄色くなったり、茶色くなったりして枯れてきています。当然のように、シラキトビナナフシの姿は、まったく見られません。それどころか、他の虫もほとんど見られず、雪虫が飛んでいるくらいです。 ![]() ミズナラの葉は、このようになっています。とてもシラキトビナナフシが食べれる状態ではありません。シラキトビナナフシは、ミズナラやコナラの葉の変化とともに、寿命を終えているのだと思います。 ![]() シラキトビナナフシの姿が見えなくなってから、地面に落ちた卵を探してきましたが、なかなか見つかりませんでした。 昨日も、地面の落ち葉をよけて捜しましたが、見つけるのは難しく時間ばかりが過ぎました。 しかし、雨が降っても、風が吹いても、卵が土に埋もれたり、影にかくれたりせずに残っている可能性の高い場所として、コケの上を考えて探して見ました。コケはまだ緑色をしていて砂粒くらいのものでもよく見えますし、コケに引っかかって雨でも風でもそのままになっているかもしれません。 しばらくコケの上を中心に探していると、卵らしきものを見つけました。目を凝らしてもはっきりと見えませんが、シラキトビナナフシの卵の感じがします。デジカメの倍率を上げて見て見ると、まさしくシラキトビナナフシの卵です。ついに野外でのシラキトビナナフシの卵を発見です! こんな感じでありました。実際はもっと小さく見えています。卵は、画面の中央にあります。 ![]() 拡大してみると、シラキトビナナフシの卵にある網目模様が見えています。 ![]() 「ナナフシの森」のフォトアルバムも見てください。 http://micadina.web.fc2.com/photoalbum/photo20071021.html |
シラキトビナナフシの紅葉?Part22007-10-21 Sun 04:53
先日、10月19日に飼育中のシラキトビナナフシが、星になってしまいました。
先週からのパソコンの不調に続いて、今度は液晶画面が突然真っ黒になってしまい修理するのに手間取っていました。 ようやくブログやホームページの作成をしようと思っていたら、今度は、2頭いるうちの1頭のシラキトビナナフシが、お尻から黒い液体を出していました。何か変だと思いながらも、そのままにして買い物に出かけて帰ってくると、下に落ちてぐったりと横たわっていました。 ほとんど虫の息でしたが、わずかに動いています。よく見ると、黄色く変色していた後翅の部分が、細くなってねじれていました。 ![]() 前回、「シラキトビナナフシの紅葉?」などとのんきに書いていましたが、シラキトビナナフシの後翅は大変なことになっていたようです。 後翅は、いつも見ていた表側の革質部と内側のピンク色をした膜質部とからできています。革質部の黄色く変色している部分の後方が細くなってねじれているとともに、ピンク色の膜質部が見えています。 ![]() このナナフシが、星になってから翅を広げて見ました。きれいなピンク色をした膜質部が見えますが、右側の変色した方は、革質部が変形して細くなってねじれているだけでなく、革質部とつながっている膜質部 の部分が、やはり変形していました。左右対称に後翅を開くことが出来ませんでした。 後翅が、黄色く変色し変形していったことと、星になったことには、関係があるとは思います。昆虫も年老いていくと思いますので、老化の現象の一つに色素の異常もあると考えられます。 今までの飼育中の画像を調べて見ると、この個体は、結構前から後翅の変色と変形を始めていました。 「ナナフシの森」のホームページに画像をのせてあります。http://micadina.web.fc2.com/photoalbum/photo20071019.html 今回のシラキトビナナフシの後翅の変色と変形と老化及び死との関係については、今後さらに調べていきたいと思います。 このあたりの事情について詳しいことがわかっている方がいましたら、アドバイス下さい。お願いします。 |















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