シラキトビナナフシの和名の由来がわかりました2007-11-21 Wed 03:21
昨日は、どしゃ降りになって、せっかく積もった雪がほとんど消えてしまいました。
最高気温が8度を越え、一昨日の寒さがウソのように暖かく感じられる一日でした。 ナナフシに関係して、少しうれしいことがありました。 地元の大学図書館で頼んでいた文献の複写が、新潟大学図書館から送られてきたのです。どしゃ降りの中を急いで取りに行き、すぐに目を通しました。 シラキトビナナフシに出会ってからずっと疑問だった、「なぜ、シラキトビナナフシには、学名が無いのに、シラキトビナナフシという和名がついたのか?」という名前の由来についてはっきりと書かれていたのです。 学者や専門家にとっては当たり前のことであったり、知っている人にとっては当然のことも、素人にとってはなかなかわからないことでした。いろいろ調べているうちに、約3ヶ月近く時間がたってしまいました。 送られてきた文献は、長岡市立科学博物館研究報告No.8(1973) 『新潟県のナナフシ類』(樋熊清治)というものです。 この報文によりますと、樋熊氏が1971年8月に採集したナナフシの同定を1971年12月に福原楢男氏(農林省農業技術研究所)に求めたそうです。 福原氏は、すでに福島県で採集(1958年11月3日)されたものを所蔵していて、いずれ記載を行いたいとの意志を表明されたそうです。 和名のシラキトビナナフシというのは、福原氏が用意していたもので、シラキは故素木得一博士(1970年12月22日没)にささげるものだそうです。 樋熊氏は、この1973年の『新潟県のナナフシ類』の中で、福原氏の了解のもとに仮称で、シラキトビナナフシという和名を使用したそうです。 具体的には、Micadina (?) sp. 及び シラキトビナナフシ(仮称) となっています。 ![]() これ以降、シラキトビナナフシという名前が普通に使われるようになっていったようです。 少し詳しい内容については、『ナナフシの森』のシラキトビナナフシの窓(名前編)にあります。よかったら見てください。 |
|
| HOME |
|




Yahoo!に追加
Googleに追加
livedoorClipに追加

