トビナナフシ日記

 2007年8月、猛暑の北海道で見つけた「シラキトビナナフシ」の飼育日記です。 見た瞬間、オオクワガタを採集したときのような感動がありました。 マイナーな昆虫ですがよろしくお願いします。

エゾヒキガエルたちは?

 ゴールデンウィーク後半の今日、朝一で函館八幡宮のエゾヒキの池に向かいました。

3日ぶりの訪問なので、さぞかし増えているだろうと期待を胸に池のふちに立ちました。

しかし・・・・・、目に入ってきたのは、

エゾヒキの死

 きれいな写りこみの中に、エゾヒキガエルが死んでいました。

池の底にも無数のエゾヒキが・・・。

エゾヒキの死2

 一瞬、何が起きたのかと理解できませんでした。

あちらにも、こちらにも、横たわっています。

池の周囲には、卵を引きずったままの跡がたくさんついています。

水の上の卵

 何がなんだかわからないでいるときに、この池を作ったという人と出会いましたが、「こんなにたくさんのエゾヒキが死んでしまうのは初めてです」と言っていました。

 生きているエゾヒキたちもほとんど元気がありません。

前のときのような迫力がまったくありません。

岩の隙間のエゾヒキ

 エゾヒキの夫婦もどんよりとした顔つきをしています。

エゾヒキの夫婦

 おたまじゃくしは、元気に泳いでいますし、イトトンボのヤゴも元気ですから、水質の異常ではないようです。

 エゾヒキは移動できるわけですから、水が合わないのなら陸に上がってしまうと思うのですが、なぜかおぼれたように死んでいます。

 考えられる可能性としては、元気だった3日前までは、平均気温が8度から12度くらい、最低気温も1.5度から6度くらいでしたが、5月に入ってから急激に温度が上昇し、平均気温で16度を超え、最高気温も24度を超え、最低気温でも10度くらいと夏のような温度に一夜にしてなってしまったことです。

 カエルは、変温動物ですし、皮膚で呼吸しているはずです。もともとヒキガエルは気温の低い時期に繁殖活動を行い、その後暖かくなる前に山へ帰って行ったはずです。

 おそらく、急激な気温の変化に体がついていかなくなったことが原因ではないかと思います。

いづれにしても、とても悲しい気分で帰ってくることになってしまいました。

ただ、唯一の救いは、卵を無数に産んだ後だったということです。

エゾヒキガエルの卵

 これらの卵が、無事に孵って、山に戻っていくことができればと思っています。

近くには、オドリコソウが咲いていました。

オドリコソウとマダラカスミカメムシ

 オドリコソウには、マダラカスミカメムシがとまっていました。とても小さくて5ミリほどしかありません。

 オドリコソウもこのカメムシも初めて見たので、少し気分を持ち返して、十数キロ離れたシラキトビナナフシの林に直行しました。

 

 

 

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