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飛べない昆虫

Category : 昆虫

 朝晩の寒さが厳しくなってきました。今日の最低気温が約8.5度にまで下がっています。

山も紅葉が始まってきました。

昨日、シラキトビナナフシを探しに函館市紅葉山町の林道に入りましたが、シラキはまったく見つかりませんでした。

その時見つけたのが、ツチハンミョウとオオヨモギハムシの飛べない昆虫の2種類です。

その1 ・・・ メノコツチハンミョウ(Meloe menoko

全身が、金属光沢のある紺色をした、とてもきれいなメノコツチハンミョウです。

触覚の第7節に大きな膨らみがあるので、オスの個体です。

秋の9月中旬から10月にかけて見られます。

メノコツチハンミョウ 

 

後翅が退化していて飛ぶことが出来ません。

さらに、歩くのが得意なわけでなく、動きもゆっくりしています。

笹の葉から隣の葉へ移るときも、見ていてじれったくなるほどゆっくりとしていました。

メノコツチハンミョウ 

 

このツチハンミョウの仲間は、脚の関節からカンタリジン(毒)を含んだ液を出し、皮膚に付くと炎症を起こすそうです。

このときは、そのことを知りませんでしたが、写真を撮っただけで触らなかったので助かりました。

翅がない、毒がある、など珍しい昆虫ですが、さらに生活史も不思議です。

ハナバチ類の巣に寄生して、過変態という特殊な変態を行うようです。

 

その2 ・・・ オオヨモギハムシの仲間

 ここでは、もう1種類、飛べない虫を見つけました。

オオヨモギハムシの仲間です。

オオヨモギハムシの仲間には、オオヨモギハムシ、アイヌヨモギハムシ、ミヤマヨモギハムシがいます。

管理人では、これらの区別がはっきりしないので、オオヨモギハムシの仲間として載せておきます。


Chrysolina angusticollis オオヨモギハムシ
Chrysolina aino  アイヌヨモギハムシ
Chrysolina porosirensis  ミヤマヨモギハムシ

写真の個体は、エゾゴマナについていました。体色は、写真では青っぽく写っていますが、黄緑色に輝いていました。

オオヨモギハムシの仲間 

尾端に突起が見えているので、メスです。

こちらも飛ぶことが出来ない昆虫なので個体変異がかなりあるそうです。

オオヨモギハムシの仲間 

これらの飛べない昆虫、特に、オオヨモギハムシやオサムシなどは、地域変異が激しいので、系統進化を調べる上でとても意味のある昆虫だそうです。

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テーマ : 昆虫の写真
ジャンル : 写真

シラキトビナナフシの新産地(8)

Category : シラキトビナナフシ

 昨日に続いて、今日もシラキトビナナフシの新産地を見つけました。

函館市の鈴蘭丘町の林道です。

標高が約146mほどの場所ですが、ひょっこりとヒグマが出てきてもおかしくない場所です。

車が来てもすれ違えないほど狭い林道ですが、ミズナラやコナラ、クリが生い茂っています。

シラキトビナナフシがいそうな場所に車を止めて、くまなくミズナラの葉を調べました。

葉には、食痕がたくさんついています。

すぐにシラキトビナナフシを見つけることが出来ました。

この個体は、右の前肢が取れていましたが、元気にしています。

1頭目のシラキトビナナフシ 

 

辺りには、シラキトビナナフシの食痕がたくさんついたミズナラやコナラが見られます。

ミズナラについた食痕 

 

上の写真の中にシラキトビナナフシを見つけました。

どこにいるかわかりますか?

 

写真中央の上のちょっと左側に縦にシラキトビナナフシがいます。

本日、2頭目のシラキトビナナフシです。

2頭目のシラキトビナナフシ 

 

少し観察していると、ゆっくりと動き出して葉を食べ始めました。

葉を食べるシラキトビナナフシ 

 

さらに移動して、別の葉を食べ始めました。

ナナフシは、夜行性といわれていますが、日中でもエサを食べたり動いたりする姿を見かけます。

移動するシラキトビナナフシ 

 

シラキトビナナフシを探すには、よくても1日で新産地は2ヵ所がいいところです。

まったく見つからないことのほうが多いので、猫の手も借りたいくらいです。

北海道の分布を調べるには、何年かかるかわかりません。

 

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シラキトビナナフシの新産地(7)

Category : シラキトビナナフシ

 今日の函館は、最低気温が8度というとても寒い日になりました。日中でも18度くらいしかありません。

朝、図書館に寄ってから、市内のシラキトビナナフシの新産地を探しに出かけました。

 

土曜と日曜は、函館を出てシラキトビナナフシの新産地を探し回ったのですが、まったく見つけることが出来ずに、ガソリンだけをたくさん使ってしまいました。

今日は、遠出をあきらめて、函館市周辺に集中です。

夏の8月3日に発見した函館市東山町Aの新産地から、南へ2.7km離れた高台Bと、800m離れた雑木林Cでシラキを見つけました。

 

 シラキトビナナフシの新産地発見・・・その1 (函館市東山町B)

市街地から高台に上がった標高73mほどのところでシラキトビナナフシを3頭見つけました。

 

ミズナラの葉上に静止するシラキです。この木では2頭を確認できました。

ミズナラ葉上のシラキトビナナフシ 

 

すぐ隣のコナラの葉上にもシラキを確認できました。

コナラ葉上のシラキトビナナフシ 

 

かなり気温が下がってきているので、おそらく生存している数が減っていると思います。

葉についているシラキトビナナフシの食痕を見ると、もっとたくさんの個体がいたのは間違いありません。

ミズナラの食痕 

 

 シラキトビナナフシの新産地発見・・・その2 (函館市東山町C)

 さらに高い場所を探したところ、標高139mほどのミズナラとクリを主体とする雑木林でシラキトビナナフシを1頭見つけました。

 

ミズナラの葉上に静止していたシラキです。この木では1頭を確認できました。

寒さのためか、動きがやや鈍い感じがします。

採集したシラキトビナナフシ 

 

この雑木林は、畑地やゴルフ場、宅地などの間に残っているものですが、思った以上に山の中のような感じがする場所です。

シラキトビナナフシの生息する雑木林 

 

 今回の2ヵ所の場所は、いずれも8月3日と同じ東山町内になりますが、シラキトビナナフシの分布を調べる上でとても参考になります。

 

 シラキトビナナフシの観察記録はこちらにあります。 ⇒ 「ナナフシの森」・飼育観察記録

 今回の発見場所の他の写真はこちらにあります。 ⇒ 「ナナフシの森」・フォトアルバム

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ジャンル : 写真

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Author: nanahusi
シラキトビナナフシの飼育日記です!

北海道の道南産のシラキトビナナフシを飼育しています。
オオクワガタ飼育もやってます。

その他、日々気に留めた事も載せてます。

ホームページ 『ナナフシの森』もよろしくお願いします。



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