エゾヒキガエルたちは?2008-05-04 Sun 00:37
ゴールデンウィーク後半の今日、朝一で函館八幡宮のエゾヒキの池に向かいました。 3日ぶりの訪問なので、さぞかし増えているだろうと期待を胸に池のふちに立ちました。 しかし・・・・・、目に入ってきたのは、 きれいな写りこみの中に、エゾヒキガエルが死んでいました。 池の底にも無数のエゾヒキが・・・。 一瞬、何が起きたのかと理解できませんでした。 あちらにも、こちらにも、横たわっています。 池の周囲には、卵を引きずったままの跡がたくさんついています。 何がなんだかわからないでいるときに、この池を作ったという人と出会いましたが、「こんなにたくさんのエゾヒキが死んでしまうのは初めてです」と言っていました。 生きているエゾヒキたちもほとんど元気がありません。 前のときのような迫力がまったくありません。 エゾヒキの夫婦もどんよりとした顔つきをしています。 おたまじゃくしは、元気に泳いでいますし、イトトンボのヤゴも元気ですから、水質の異常ではないようです。 エゾヒキは移動できるわけですから、水が合わないのなら陸に上がってしまうと思うのですが、なぜかおぼれたように死んでいます。 考えられる可能性としては、元気だった3日前までは、平均気温が8度から12度くらい、最低気温も1.5度から6度くらいでしたが、5月に入ってから急激に温度が上昇し、平均気温で16度を超え、最高気温も24度を超え、最低気温でも10度くらいと夏のような温度に一夜にしてなってしまったことです。 カエルは、変温動物ですし、皮膚で呼吸しているはずです。もともとヒキガエルは気温の低い時期に繁殖活動を行い、その後暖かくなる前に山へ帰って行ったはずです。 おそらく、急激な気温の変化に体がついていかなくなったことが原因ではないかと思います。 いづれにしても、とても悲しい気分で帰ってくることになってしまいました。 ただ、唯一の救いは、卵を無数に産んだ後だったということです。 これらの卵が、無事に孵って、山に戻っていくことができればと思っています。 近くには、オドリコソウが咲いていました。 オドリコソウには、マダラカスミカメムシがとまっていました。とても小さくて5ミリほどしかありません。 オドリコソウもこのカメムシも初めて見たので、少し気分を持ち返して、十数キロ離れたシラキトビナナフシの林に直行しました。
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この記事のコメントかわいそうな・・・いたたまれない光景です。
一夜にしてそれほどの温度の変化があると 動物や植物はどうしようもないですよね。 人間でさえも体調を崩すのですから・・・。 せめて卵からかえった子は元気に育って欲しいです。
2008-05-04 Sun 17:28 | URL | marrn #-[ 編集]
どうにも悲しくなる光景ですね。
気候が原因なら、それは自然の摂理ということなんでしょうが、 近年は本当にそう言い切れるのか分からなくなっているように思います。 卵が無事であることを願っています。 こんばんは。
今朝も池に行ってみましたが、ひっそりとして静まり返っていました。泳いでいるカエルもわずかで、鳴き声も力ない感じです。 何となく気が抜けてしまい、函館山の中腹をうろうろ歩いて帰ってきました。 こんばんは。
3月の末から楽しみにし続けてきたエゾヒキガエルの最後がこのような結末だったのですごくショックです。風邪もなかなか直らず悪化の一途で、気分的にもつらいものがあります。 原因がはっきりしないことも気になるところです。 気温の変化も最近は異常です。過去最低気温だの、過去最高気温だの、100年近い間なかったことが起き続けています。地球規模で考えると温暖化の影響なのかもしれません。 今日読んだ本にも、昆虫たちにとってここ30年くらいは、環境の劇的変化を受けている時期で、数万年単位で生存してきたことが、わずかな期間で絶滅にまで追いやられているときのようです。人間の支配が地球全体に及んでいる結果かもしれません。 こんばんは。
大切に保護しているはずなのに、これほど複数のヒキガエルが死んでしまうとは残念でなりませんね。 急激な気温の変化は変温動物にはかなりのダメージを与えたと私も思います。卵の孵化率にも影響を及ぼさなければ良いのですが。 あと気になるのは池に沈んだヒキガエルの亡骸です。数が多ければ腐敗による水質悪化が心配です。生まれてくるオタマジャクシが元気に育ってくれるといいですね。 こんにちは。
今朝も池を見に行ってきましたが、ほとんどエゾヒキはいなくなっていました。 産卵が終わって山に帰っていったと思われます。 急激な温度変化がなければ、多くのエゾヒキがいつも通りに山へ帰っていけたのにと思うとなおさら悲しくなります。 池の亡骸は、ロータリークラブの方が網で引き上げてくれたようです。 見た感じですが、池の水質がよくないように感じます。昨年は、6月ころに水が腐ってガスが大量に発生し、おたまじゃくしから子カエルになることができず全滅したと聞いています。 今年は、無事に帰っていくことができればと思っています。 昨日はコメント有難うございました。
以前お邪魔した時にこのページを拝見して 初めてエゾヒキガエルなるものの存在を知りました。 一般的には道内にはエゾアカガエルとアマガエルの2種しか居ないと言われていますので 私もそれを鵜呑みにしていました。 大変貴重な知識を与えて頂き感謝しています。 同じ道内と言っても函館と釧路では相当気候も違いますね。 またお邪魔します。
2008-06-06 Fri 20:14 | URL | 蝦夷之輔 #r6uSoc5A[ 編集]
こんばんは。
訪問とコメントありがとうございます。 エゾヒキが函館にいることは30年くらい前から知っていたのですが、見るのは初めてでした。 函館の隣の北斗市(旧大野町)の八郎沼にはウシガエルもすんでいます。エゾヒキもウシガエルも本州からの移入種のようです。 釧路のほうでキャンプをしたとき、真夏なのに朝方4度の気温で寒さに凍えたことがありました。同じ北海道でも気候はかなり違いますね。 これからもよろしくお願いします。 |
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