季節はずれの大雪
昨日の北海道は、季節はずれの大雪に見舞われました。
運悪く、土曜日から札幌へ出張していたので、日曜日の昨日は真冬状態での運転になってしまいました。
春の虫たちを写真に収めようと楽しみにしていたのですが、写せたのは冬景色ばかりです。
朝、ホテルを出発したときには、みぞれこそ降っていましたが、春らしい札幌がありました。
郊外へ向かうと景色が一変し、白黒の世界になってしまいました。
札幌市滝野付近です。
土曜日には、新緑が鮮やかな景色だったのですが・・・
定山渓に来ると路面も雪で覆われ始め、景色は真冬です。
新緑の鮮やかな渓谷のはずが・・・
定山渓温泉の「こいのぼり」も、寒さに凍えています。
中山峠へ差し掛かると真冬よりも冬らしくなっています。
途中で洞爺湖温泉へ寄りましたが、このあたりは雨が降っているだけで、まったく雪が積もっていません。
あたりは春の景色で溢れています。
しかし、函館に向かって行くと、長万部の手前からまたまた冬に逆戻りです。
しかも、路面が雪で見えなくなってきます。吹雪で前方の視界も怪しくなってきました。
何とか函館の手前の森町の道の駅までたどり着きました。
桜の名所「おにうし公園」は、桜の花どころか雪の花をつけていました。
もうじき開花するはずの桜のつぼみも、雪の帽子をかぶっていました。
さらに函館に近づき、大沼公園の近くまで来ると、ますます雪が強まり、猛烈な吹雪です。
車ものろのろ運転で、おそらく8割近い車が、夏タイヤだと思います。
ところどころで、追突や路外へはみ出したりしている車を見ながら運転です。
意外なことに、函館市内はみぞれこそ降っていましたが、桜や桃、辛夷などが咲いていて、いきなり春に戻ることができました。
春になって出てきた虫たちは、どうしていたのか気になるところです。