オオウバユリ(白い世界2)2008-01-08 Tue 23:02
昨日の白い雪の世界で見つけたものを何回かに分けて紹介していきます。 今日は、オオウバユリの枯れたものです。 このオオウバユリは、湿地だった場所にありました。 水分は凍っていると思って、近づくために雪の積もった場所を進んでいくと、長靴がズブズブと沈み始めます。以外にも、湿地の雪の下は、凍っていないようです。 オオウバユリは、ほとんどが、雪を背負って、前かがみになっています。 このオオウバユリは、ユリ科の多年草で、夏にテッポウユリのような花をたくさんつけ、秋に緑色の俵の形をした5センチくらいの実をつけます。 この実は、熟してくると茶色になり、写真のように口を開き、三角形の金色をした種を辺りにばら撒きます。 このようになったものを、茎から採って、振り回すと金色の種が、パラパラと辺り一面に降り注ぎます。 こどもの頃、この実を「さるのお金」と呼んで、茎を折って振り回して遊んだものです。 この実の部分を拡大してみると自然の不思議が見えてきます。 実の上の部分で、口が開いています。この開いた部分から金色の種をばら撒いていったと思われます。 オオウバユリの実は、開いた部分を紐のようなもので、左右がうまくつながっています。紐を結んだようになっていることによって、一度に開ききらず、隙間などから、種を時間差でまき散らかしていると思われます。 下の部分の紐がほどけています。この隙間から三角形の種が飛び出しているのが見えます。 薄い膜のようなものがついているので、その日の風によって、違った方向や距離に種を飛ばしているのでしょう。 中には、ソフトクリームのように、雪をかぶっているものも見られました。 このオオウバユリは、漢字で大姥百合と書きます。 夏の花の咲く頃に葉が枯れているのを見て、葉がない(歯がない)(姥)となったようです。 ようするに、乳母が育てた娘が成人して花を咲かせる頃になると、それまで世話をしてきた乳母は、もう歯の抜けたおばあさんになっている、すなわち姥(うば)になっていることからこの名がつけられたようです。
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この記事のコメントへぇ〜・・・ちょっとかしこくなった気がします。
っていうか、オオウバユリって植物が存在したことも、初めて知りました! まだまだ、知らないことがたくさんあるんですね〜。 こんばんは。
これが以前、拙頁でアップして教えていただいたウバユリのその後ですね。 オオウバユリという種もあるのですね。 それにしても大きな実です。 今年はウバユリの花も見てみたいのですが夏はタカサゴユリなどはよく見たのですが、ウバユリは殆ど見かけなかったような気がします。
2008-01-09 Wed 18:49 | URL | コモレ日和 #TY.N/4k.[ 編集]
オオウバユリ・・
なんだか、大きなハエトリソウのような・・ 虫を取ったりはしないんですよねwww こんばんは、namiさん。
オオウバユリは、山菜を採りに山へ入るとたくさん見ることができます。 夏にテッポウユリのような花が、たくさん茎を中心に咲きます。 山の中では、あまり見栄えのしない花で、ほとんど人気がありませんが、もし花壇にあれば、背が高い分目立つと思います。 これからもよろしくお願いします。 こんばんは、コモレ日和さん。
今まで、オオウバユリは、ほとんど気に留めていなかったのですが、近くでゆっくりと見るとなかなか面白い構造をしていました。 雪の北海道では、昆虫も植物も、なかなか期待できません。 そのことが、かえって、いつもなら気づかないこと、見向きもしなかったことに、目を向けさせてくれます。 知らないことだらけで、調べる時間が多くかかっています。 これからもよろしくお願いします。 こんばんは、kirarafuuさんへ。
確かに、ハエトリソウを大きくしたように見えますね。 口の開いたところにある、紐のようなものが特に気に入りました。 最近、夜空に冬の星座が輝いています。写真に挑戦しようと思っています。 これからも、よろしくお願いします。 |
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