トビナナフシ日記

 2007年8月、猛暑の北海道で見つけた「シラキトビナナフシ」の飼育日記です。 見た瞬間、オオクワガタを採集したときのような感動がありました。 マイナーな昆虫ですがよろしくお願いします。

プライヤシリアゲ

 最近の函館は、20度を超す日が続いています。

しかし、晴れてはいるのですが、ガスのようなものがかかって、景色が白くなっています。

 

 我家のシラキトビナナフシの「ななちゃん」と「なっちゃん」は元気に育っています。

日中は、小さい体で前肢を伸ばして擬態のポーズをとって葉の裏側に隠れています。

葉に食べた後がはっきり残っています。

シラキトビナナフシの初令幼虫

 

 今日は、6月8日にシラキトビナナフシを見つける前に発見した虫を紹介します。

馬のような表情が何ともいえない、プライヤシリアゲです。

プライヤシリアゲ1

 このプライヤシリアゲは、シリアゲムシ目シリアゲムシ科の仲間です。

完全変態を行う昆虫の中では、最も原始的な仲間だそうです。

プライヤシリアゲ2

 この個体はメスでしたが、オスだと尻の部分がサソリの尾のようになっていて、翅の上にまで尻を上げていることからシリアゲムシという名前になりました。

プライヤシリアゲ3

 北海道から九州まで普通に見られる虫ですが、翅の黒い模様は地方によって違いがあるようです。

北の方は黒い部分がすくなく、南へいくほど黒い部分が多くなるそうです。

名前を調べているとき、はじめは翅の模様が違うので別の種類かと思ったくらいです。

プライヤシリアゲ4

 飛び方はゆっくりなのですが、写真を写しているととにかく飛び回り、あちらこちらに振り回されました。

何度見ても顔の表情がユニークです。

ぜひともオスの尻を上げてる姿を写真におさめたいものです。

 

 この日見た虫で、まったく名前の分からないものがあります。

形からテントウムシとは思うのですが、よくわかりません。

白い紋がかすかに見えていますが・・・、もし名前の分かる方がいましたら教えてください。

不明テントウムシ

 シラキトビナナフシを探してるとき、ミズナラの葉についていました。

 

 

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シラキトビナナフシの初令幼虫

 昨日は、最高気温が22度近くにまで上がり、空も晴れ、絶好のナナフシ日和でした。

昼からいつものミズナラの林に出かけ、ナナフシを探し出しましたが中々見つかりません。

 6月1日に初のシラキトビナナフシの初令幼虫を見つけてから1週間が過ぎましたが、この間、2日・3日・4日・5日・7日と林に通ってナナフシを探しまわりましたがまったく見つかりませんでした。

 昨日も、ミズナラ・コナラの木を1本づつ、葉の1枚1枚を見ながら探し続けました。

こんな感じのところを探していたとき・・・

ミズナラの木

 ミズナラの幹から出ていた枝の葉裏に小さな小さなシラキトビナナフシが見えました。

高さは5メートルくらいの場所です。

ドキドキしながらカメラを構えると葉の表側に移って行き見失ってしまいました。

慌てて網をかぶせてみました。

網の中には、ちゃんとシラキトビナナフシのこっこが入っていました。

シラキトビナナフシの初令幼虫1

天気が良かったので、はっきりと写っていました。

失敗したら大変と思い、露出を変えたりしながらたくさん写してみました。

シラキトビナナフシの初令幼虫2

動きが素早く、葉の上をうろうろ歩き回ってなかなか写すチャンスがありません。

止まっているときに一気に何枚も写しました。

シラキトビナナフシの初令幼虫3

目の前のナナフシを見ていると、1週間、何時間も探し回ったのがうそのように感じます。

フッと吹けば飛んでいきそうなくらい小さくてひょろひょろした姿が何ともいえません。

シラキトビナナフシの初令幼虫4

このあとも探し続けましたが、まったく姿を見せてくれませんでした。

おそらく木のかなり高い部分にいるので見つけられないのだと思います。

木の高さは20メートル前後はあると思われます。

ミズナラの林

 ミズナラの林を見上げると、この中からわずか12ミリのナナフシを見つけることに何の意味があるのかなぁ〜などと思ったりしました。

 見つけたナナフシは、我家に連れ帰り、前のななちゃんと仲良く育てていくことになりました。

 

 

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環水平アーク

 今日の函館は、久しぶりの青空の広がる気持ちのいい天気でした。

最高気温も23度を越え、昨日までのストーブがうそのようです。

またまた、ミズナラの林に出かけましたが、シラキトビナナフシは見つかりませんでした。

「ななちゃん」を見つけてから、3日間通いつめていますが、そううまくいくものではありません。

広い林の中から12mmのナナフシを見つけ出すのは難しいものです。帰り道さすがにへこんでしまいました。

 

 今日は午前中に見た珍しいものを紹介します。

「環水平アーク」という虹の仲間です。

職場の窓から、天気がいいので青空と雲を眺めていたときに見つけました。

環水平アーク1

この環水平アークは、太陽の下側に現れる虹の仲間です。

出現する条件は、太陽高度が58度以上で、大気中に六角板状の氷晶の面が水平にそろっていることが必要です。そのような条件のときに、太陽の光が屈折して虹のように見えるのです。

環水平アーク2

このときは、午前10時50分ころでした。太陽の南中高度は70度くらいですし、秋を思わせるような薄い雲が広がっていました。おそらく出現するのにぴったりの条件がそろっていたのだと思います。

環水平アーク3

しばし仕事を忘れてカメラを構え続けてしまいました。

こんなきれいなものを見ると、何かいいことがありそうな気分になれてしまいます。

 

 

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