トビナナフシ日記

 2007年8月、猛暑の北海道で見つけた「シラキトビナナフシ」の飼育日記です。 見た瞬間、オオクワガタを採集したときのような感動がありました。 マイナーな昆虫ですがよろしくお願いします。

ミヤマクワガタとシラキトビナナフシ

 今日は、函館の花火大会でした。

今までのぐずついた天気がうそのように晴れて絶好の花火日和です。

家の窓からも、車の中からも、埠頭からも、少しずつ花火を見ました。

花火大会が始まると函館もいよいよ本格的な夏に突入です。

 昨日、山へ行ったときに、昼間なのにミヤマクワガタが飛んでいました。持っていた網でつかまえて写真におさめてきました。

4センチほどのメスでしたが、久しぶりのゲットです。

ミヤマクワガタ1 

肢をつっぱっていますが、とにかく目がかわいいです。

ミヤマクワガタ2 

この大顎で挟まれると、涙が出るくらい痛いのと、穴が開いて血が出てきます。

ミヤマクワガタ3 

さらにドアップしました。やはり目がかわいいです。歯ブラシみたいな触覚は、折りたたみ式になっています。

ミヤマクワガタ4 

このミヤマクワガタは、通りかかった子どもにあげました。空っぽの虫かごに入れて、何度も何度も眺めて喜んでいました。

今日は、大顎の大きなオスが飛んでいましたが、高くて採ることは出来ませんでした。

普通は、クワガタ採集は樹液を探したり、灯火を探したりするのですが、山に入る目的がシラキトビナナフシの観察なので、クワガタはおまけになります。

 

 7月9日にシラキトビナナフシの12号を採集してから、まったくシラキを発見できないボーズの日が続いていました。

 7月9日以降、昨日まで6回探し回ったのですがまったく見当たりませんでした。莫大な時間の消費です。忙しい忙しいというわりにこんなことをしていたりするのです。(本業よりも集中しているかもしれません)

 本日、しばらくぶりにシラキトビナナフシを発見しました。

それも、2頭もです。・・・今までのボーズは「なんだったんだ」と言いたくなるくらいあっさりと見つかるのです。

シラキトビナナフシ13号です。

こんな感じで、葉裏にひっそりと身をかくしています。曇っていれば間違いなく見逃しているところです。

シラキトビナナフシ13号 

この個体は、ケースに入れて持ち歩いているうちに3令から4令への脱皮が始まってしまたのです。

そのため、林の中で脱皮が終わるまで足止めを食うことになりました。でも、脱皮シーンを130枚ほど写すことができ、貴重な資料を得ることができました。

詳しい脱皮の様子は写真を整理してからアップします。

 

このシラキ13号が脱皮を始める直前にもシラキトビナナフシを発見しました。

シラキ14号です。こちらは4令の後期と思われ、体長も32ミリほどあります。6月1日に初めて発見した「ななちゃん」(シラキ1号)は体長12ミリでしたから、3倍くらいに成長しています。

5メートルほどの高さにいたので、採ってからの写真になります。

シラキトビナナフシ14号 

家に持ち帰ると、子どもが「また採ってきたの」とあきれていました。「研究だからな」と言ったものの、確かに飼育ケースであふれかえってきているのは事実です。

しかし、これからも止まらないと思います。


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気がつくと夏です

 函館の天気は、曇ったり、雨が降ったり、晴れたり、毎日毎日、天気が変わっています。 

気がつくと7月になってから一度も更新していませんでした。

先月末から何故か忙しく、パソコンを開くのもほとんど仕事関係とナナフシ関係ばかりでした。画面は、エクセルとワードがほとんど占領し、ホームページやブログの更新に時間が取れませんでした。

本日から少しは時間に余裕が持てるようになります。ところが、いざこの画面に向かうと、あまりにも時間が経っているので、どこから手をつけたらいいのか迷い続けてしまいます。

体調の方は、完全に復活しています。長かった咳もなくなり、医者に言われてた「筋肉が溶けてる可能性」も再検査の結果一時的なものでまったく問題ないとのことでした。

そんな訳で、本日からボチボチと訪問も再開できると思います。

忙しかった割には、仕事帰りに山へ行ってシラキトビナナフシを探していました。6月1日に1頭目を見つけてから、7月9日までに12頭のシラキトビナナフシを採集しました。

本日、山へ行ったときの様子です。

名前は分かりませんがアジサイの仲間と思います、暗い林の中をバックにひときわ目を引きました。

白い花 

近くにはマメコガネが葉を食い荒らしていました。何故かこのコガネは昔から好きな虫の一つです。

マメコガネ 

こちらは、遊歩道の上をせわしなく走り回っていたキマワリです。とにかく走り回って写すのが大変でした。

キマワリ 

虫たちの姿も気がつくと夏に突入しています。

我家のシラキトビナナフシたちも大きくなりました。

以前に紹介した6月1日採集のシラキトビナナフシ初令幼虫です。体長は12mmしかありませんでした。

シラキトビナナフシ初令幼虫 

ところが今では、体長が36mmと3倍の大きさになりました。現在は5令幼虫で、あと少しで翅が生えた成虫になると思います。

シラキトビナナフシ5令幼虫

5令幼虫になると、後胸の部分に翅芽と呼ばれるものがはっきりと見えてきます。羽化すると長い成虫の翅が生えてきます。また、背中の模様も赤紫色になります。

この写真の個体は、6月21日に2令で採集したものですが、採ったときは左前肢が根元からありませんでしたが、その後の脱皮を繰り返すうちに再生してきました。最後の羽化のときでほぼ同じくらいの長さになると思います。

シラキトビナナフシ5令幼虫 

久々の更新でしたが、これからは時間の余裕が出来るので、今までに撮りためていたものを紹介して行きたいと思います。

 

 

更新してないうちにどこに行ったか分からないくらいランキングが下がっていると思います。

見るのが怖いので見てません!

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洞爺湖サッミト

 最近の函館は、朝はどんよりとした曇り空なのですが、昼前には夏らしい青空が広がり天気の良い日が続いています。 

 ようやく体調が良くなってきたのですが、札幌出張で更新が出来ませんでした。

 土曜日は、朝の8時に函館を出発し、5時間の運転のあと1時から5時まで一つ目の会議、5時から8時まで二つ目の会議、次の日の朝は早起きをして定山渓の山でナナフシ探しをしましたが、まったく見つかりませんでした。

定山渓の山

 昼前に実家の洞爺湖に向かいましたが、洞爺湖サミットの影響で、道路にはパトカーや白バイ、装甲車両、機動隊のバスなどが行きかい悪いことをしていないのにドキドキの連続です。

中には、パトカー・パトカー・白バイ3台・乗用車・パトカー・パトカーという編隊車両も何度も見られます。テレビで分かったのですが、要人警護の練習を繰り返しているそうです。

 パトカーは、北海道警察だけでなく、警視庁・神奈川県警・埼玉県警・富山県警・新潟県警・千葉県警・和歌山県警・大分県警などなどよりどりみどりです。ようするに、沖縄県警から青森県警まで日本全ての都道府県から応援に来ているそうです。

  途中の道路には、警察官が立っていて、多いところでは50メートルおきくらいにいます。カーブには必ず立っていますし、斜面の上のほうにもいます。わき道の入り口は全て警官が立っていてチェックしています。

 農道や林道などもほとんど封鎖されていてナナフシを探しに入ることもできません。特に、サミット会場のザ・ウィンザーホテル洞爺やプレスセンターのルスツルゾートホテルの付近は警官しか目に入りません。

 やっとの思いで洞爺湖に入りましたが、洞爺湖には霧が出ていて中島も霞んでいますし、奥に見えるはずの羊蹄山(蝦夷富士)も見ることが出来ませんでした。

 洞爺湖中島

 サミット会場のホテルが山のてっぺんにあるのですが、霧のためまったく見えません。サミット当日に霧が出たらせっかくの景色も台無しです。

サッミト会場のある山の方角

 湖畔にはひまわり畑もあります。しかし、このひまわり畑の先の道路には大々的な検問所もあり、洞爺湖温泉に入る車をチェックしています。

ひまわり畑

 ナナフシの新産地を探そうと思っていたのですが、まったく山に入ることが出来ずに帰ることになってしまいました。

 気がついたらお土産を買うのを忘れていて、洞爺湖温泉に戻らなければならないのですが、検問を通るのがいやで、昭和新山なら警備も厳しくないだろうと思って車を走らせました。

 昭和新山

 しかし、昭和新山の麓の駐車場では、パトカーや白バイの練習が大々的に行われていて、何台ものパトカーや黒いスーツ姿の人たちが大勢います。

 その脇をこっそりと通り抜けみやげ物を買いに行きました。

 写真を撮るのもドキドキで、車を止めた瞬間に窓から写しました。

昭和新山

 この昭和新山は1943年から1945年にかけて平坦な畑が噴火を繰り返しながら溶岩が隆起して出来上がったものです。

 その後、1977年と2000年に有珠山が噴火しています。

 この昭和新山は、中学生の頃に上のほうまで登ったことがあるのですが、煙の出ている辺りに行くと靴のゴムが溶けたのを覚えています。地面が手で触れないほど熱くなっていました。

 そんなことを思い出しながら、函館へ向かいました。

 

 

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